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興味の幅を広げる本の読み方

 


ある1冊の本を読んで面白かったときや、興味を持ち始めたときは、その分野に関係する本を5冊くらい(できればそれ以上)読んでみるといいと思います。


この方法を使うと、自分の興味の幅を広めることも可能ですし、逆に自分の知識や好きな分野に対する関心をさらに深める効果があるのではないかと思っています。


また、はじめての分野に入っていく場合や難しい本を読む場合などにもおすすめです。こちらの場合については、「新分野に入っていくときの本の読み方」にも関連する記事を記載しておりますので、ご参照ください。


このページでは、自分の興味の幅を広げる、自分の好きな分野に対する関心を深めると言う点について書いてみたいと思います。


ある1冊の本を読んで面白いと思うことがあると思います。たとえば、ミステリー小説を読んでみて、凄く面白かった!と感じるようなときです。そのような場合には、結構な割合でその分野に適性があるような気がします。つまり、その分野との相性が良い、その分野の本を楽しく読むことができる、ということになると思います。


面白いと思った本が探偵小説であれば、探偵小説やミステリー小説との相性が良い可能性があり、また、時代小説が面白いと思ったら時代小説や歴史物との相性が良い可能性があるということです。


そうやって1冊ずつ同じ分野の本を読んでいき、やっぱりこの分野の小説は面白いなと思えれば、自分の中に新たな柱が形成されていくのではないかと思います。新しい扉が開くと言ってもいいかもしれません。自分の中に新しい趣味や得意分野ができていくのではないかと思います。


私が本を本格的に読み始めたのは、鈴木光司さんの「リング 」と「らせん」を友達に借りてからです。それまでは、ミステリー小説は俗っぽいと思って読まなかったのですが、これを読んで間違っていることに気がつきました。完璧にミステリー小説の面白さにはまってしまい、それ以来いろいろなミステリー小説を読みました。おかげでかなり楽しい時間を過ごせたように思います。



また、そうしているうちに、その小説が扱う題材について、背景的知識に興味を覚えるときがくることがあります。


たとえば、私は、探偵小説として、シャーロック・ホームズ シリーズの中の「踊る人形」という話を読んでいたときに、人形を使った暗号が出てきました。私にはこれがかなり興味深く思えて、それ以来暗号がとても好きになっています。暗号の本を買ったり、実際に解いてみたりするのが好きになり、探偵小説から暗号へ興味の幅を広げることができたかなと思っています。そして、このおかげで、暗号検定なるものを取得してしまいました。


こんな感じで、少しずつ興味の幅を広げていくことができるのではないかなと思っています。


1冊の本を読んで何か面白いという感覚があれば、その感覚をキーにして、どんどんその分野に対する興味を肉付けしていくと良いのではないかなと思います。







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