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人の人生を変えた1冊を読んでみる

 


何か面白い本はないだろうか?、自分にとって役に立つ本はないかな?と思ったとき、私がよくやるのは、「この1冊が人生を変えました」というような特集に掲載されている本を読むことです。雑誌や新聞を読んでいると、このような特集に出会うことが多いです。


「人生を変えた1冊」というような特集の場合、紹介されているのはほとんどが有名人であったり、会社の経営者など、いわゆる最前線で活躍している人です。


つまり、現在活躍している人が影響を受けた本を知ることができるということであり、その紹介されている本を読むことによって得られるものが多い確率が高いと思うのです。


特に、その人が若かりし頃に一体どんな本を読み、感動し、それを糧にしたのかということが紹介されている場合は、とても役に立つような気がします。若かりし頃、つまり、まだ無名だった時代に、その本を読んで影響を受けた結果、どのように考え行動したかというヒントが得られそうに思えます。


また、苦しいときや悩んでいるときに読んで、人生の転機を迎えたというような場合もいいですね。悩む理由は似たようなことが多いと思うので、自分も参考になればと思って読むことが多いです。


選ぶときには、必ずしもハードカバーや文庫本など、活字にこだわる必要はないと思います。マンガでもOKではないでしょうか。マンガだと入りやすいというのも利点だったりします。


たとえば、浜田ブリトニーという女性の漫画家がいるのですが、影響を受けた本として藤子・不二夫Aの「まんが道」という本を紹介されていたことがあります。彼女は、元々トリマー目指して専門学校に通っていたそうなのですが、本屋でこの本を何気なく手にとって立ち読みしたところ、超感動して漫画家になるぞと思い、専門学校をやめて漫画学校入学したそうなのです。半年後には学校で優秀賞をとるくらいうまくなり、自分から編集者に電話して売り込みするなどして、とうとうデビューした、ということのようなのです。


つまり、彼女は「マンガ道」に大きな影響を受けて、人生が変わったといえるのです。
元々藤子不二雄が好きだったこともあるのですが、この話を聞いたときに、彼女に専門学校をやめてマンガ学校に入学しなおすくらいの行動力、そしてマンガを一心不乱に描いて出版社に持ち込めるくらいの行動力を起こさせたものは何だったのか?ということを非常に知りたいと思いました。


というのも、私は行動力ということに関してあまり自信がなく、お尻が重くてなかなか行動に移せないなと日ごろから思っていたので、行動力を得られるようなヒントや発想が得られれば、と思ったからなのです。


実際にマンガ道を買って読んでみて、彼女が感動した理由を探りながら読んでみると、参考になる部分が多いですね。推測なのですが、彼女は表現したいことを実現する手段を、無意識のうちに探していたのだと思います。それが、マンガ道を読んで、完璧に共鳴したのではないか、と思います。


そのような本に出会えるのは幸せなことですね。


彼女の場合は、1冊で人生ががらっと変わったわけですが、そのような出会いがあればとても素晴らしいです。たとえそんな出会いがなかったとしても、少しずついろんな本から影響を受けて人生がいい方向に変わればいいですね。






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