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版を重ねている書籍を選ぶ

 


何か面白い本がないかなと本屋さんに立ち寄ることがあります。


いろいろ探してみて、迷うこともあります。また、電車の中で読む本として何か1冊選びたいが、あまり時間がなく、とりあえず面白そうな本をすぐに選びたいときなどもあります。


そのときに、選ぶ指標の一つとして、「版を重ねているかどうか」という点に着目して本を選択することがあります。


長期にわたって版を重ねているものもあれば、短い期間で版を重ねているものもあります。


版を重ねるということは、用意していた部数よりも多く売れたと言うことを示しています。たとえば、1万部作って全部売れてしまい、また1万部作って売切れてしまえば、どんどん版が増えていきます。これが、第2版、第3版・・・ということになります。


つまり、それだけ人気と需要があったという事を示しているということで、面白い本・役立つ本である可能性がとても高いといえるかとおもいます。


もちろん、読んでみて自分にはあわないなということもあるのですが、客観的な指標として参考になると思います。


私がこの選び方を主に使っているのは、絵本を選ぶときです。


子どもが小さく、何か良い本を読ませたい、子どもが面白がって夢中になるような本を読ませたいと思って、本を選ぶとき、版を重ねているかどうかがとても参考になっています。


実際、「いないいないばあ」などは、第178版という猛烈な版数を重ねています。それだけ子どもにとって良書なのかなと思って実際に購入して読み聞かせたところ、こどもが笑ってくれたのには驚きました。


大人が見ると怖い絵に見えるのですが、こどもにとっては良いんですね。絵だけを見ていたら、買わないところでした。



版を重ねているかどうかを見て購入を判断する際に、注意することがあります。


それは、まず初版の発行年月日も見るようにします。つい1ヶ月前に出版されたばかりのような新刊書だと、短期間で版を重ねるチャンスはあまりないので、当然、第2版、第3版というように版を重ねていることは少ないでしょう。


また、学問に関する書籍など、専門性の高い書籍は、もともと対象となる読者数が少ないこともあるので、あまり版数を重ねていないことが多くあります。


これらの場合は、版数を参考にするのではなく、内容を見て決めるほうが良いかもしれません。






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